感動お別れエピソード〜その2

〜家族の絆・仕事の絆・友人との絆 そして夫婦の絆〜

以前から親交のあった、喪主様と最初から最後まで全てにおいて、一緒になってゼロから社葬(お別れ会)を創りました。

祭壇・・・夫婦の絆
祭壇はピンクのハートを生花で作成し、その中に空・海をイメージした深い青を入れ、中心に遺影をお飾りしました。
左右には、会社のイメージカラーの元になった青竹を飾り、祭壇の上に、夫婦で作った句を喪主の手作り掛け軸でお飾りしました。
メモリアルコーナー①…仕事の絆
創業から、現在に至るまでの節目のパネルを展示。
その時々の関係の方々に感謝を表しました。
メモリアルコーナー②…友人との絆
日本全国を友人達と旅をしたことから、壁一面に日本地図を作製し、旅の写真をお飾り致しました。
珠沙華…家族の絆
会場看板など、所々に曼珠沙華の柄をつけました。
ご家族を表す花と伺っております。
また5分に及ぶメモリアルビデオも故人の甥が自主制作。

献鶴…すべての人との絆
入院中に頂いた多数の千羽鶴を要所にお飾りし、また一部は糸を解いて、焼香や献花の代わりに参列者全ての方に祭壇に直接折り鶴を捧げて頂きました。捧げる際には、遺影へのお声をかけて頂きました。
精一杯のおもてなし
全ての参列者への粗食はもちろん、にぎり寿司屋台なども用意し食事をふるまう。 お別れ会の2部では故人とゆかりのある方が篠笛・和太鼓の献奏、地元歌手によるショーを行い、楽しくにぎやかに 故人との時間を過ごしていただきました。 粗供養品として、会社の手提げ袋に故人の好きだった羊羹とワインをくばりました。

担当者感想

喪主様から『みんなをビックリさせるお別れ会がしたい』そんな言葉から始まった葬儀(お別れ会)でした。ご主人を亡くしてからお別れ会まで約1ヶ月。喪主様と毎日のように言葉を交わし、二人でどのようにしたら参列者をビック リさせられるか?その心の中には喪主様の皆様への感謝とおもてなしの心があるのを気づかされるのに時間はかかりませんでした。
最初から最後まで、全てにおいて喪主さまと一緒になって考えて施行したお別れ会。出棺時、和太鼓の祭囃子が鳴り響く中で会葬の皆様から『バイバ~イ』『ありがと~』そんなかけ声で見送っていただきました。故人や奥様(喪主)と皆様を結ぶ絆を感じられた時でした。

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