感動お別れエピソード〜その8

お別れ会「感謝」

様々なことに勉強熱心だったという故人様。
「お寺は遠方なので、先に家族だけでお別れをしたい」との依頼で、ご葬家にあったお別れ会を企画しました。
メモリアルコーナー
人権擁護委員として25年間に渡っての活動が認められ、瑞宝双光章(勲五等瑞宝章)を頂いた際の勲章と賞状、米寿のお祝いの際にご家族から送っていただいた冊子を展示いたしました。
黙祷・故人の紹介
献歌『四季の歌』『あざみの歌』
故人様への感謝の言葉
開式直前、施主様から「故人様を晩年世話してきた妹家族にお礼を言いたい」との申し出があり、式最後の施主挨拶時、そのご家族に前に出ていただき、施主夫婦から感謝の言葉と花束を贈っていただきました。 会場に参列されたご親族の皆様が悲しみの涙とは別の涙を流した瞬間でした。

担当者感想

まだ、家族葬という言葉が世間にそれほど認識されていない時代。
正直とまどいもありましたが、ご家族皆様から故人様への思いや思い出を出来る限りお聞かせいただき、それを一つ一つかたちにしていくことにより、会場の設営や式の流れを創作しました。
亡くなられた方への感謝。故人を支えた家族への感謝。その家族を支えた皆様への感謝。このようなすばらしいお見送りのお手伝いが出来たことは、私からもご葬家へ感謝したいと思います。

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